Vサーモワックスとは

Vサーモワクシングについて

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人とは差をつけたい!・・・
WAXはちょっと面倒・・・そんなあなたに・・・!

Vサーモワクシングについて様々な質問がありますが、Vサーモワクシングについて説明する前に滑走面について簡単に説明します。
滑走面はわかりやすく言うと「スポンジ」のようなものです。
表面だけでなく中にも、無数の空間(隙間)があります。
アイロンワクシングはその空間にワックス成分を染込ませるのですが、何十回・何百回行っても表面にしか浸透させることができません。
Vサーモワクシングは気圧の差を利用して表面だけでなく中までワックスを浸透させるワクシング方法です。
どういうこと?かというと、、、。
例えばコーラ瓶のラッパ飲みをします。息継ぎ無しで飲み続けると、そのうち舌が吸い込まれます・・・・あれです。(コーラ瓶が滑走面でコーラが空気で舌がワックスです。)

手順について

①滑走面にVサーモワクシング専用ワックスをアイロンで塗り装置内にセットします。
②Vサーモ専用ワックスが装置内の加熱(50~60度)で溶けます。
③ワックスが液状になったところで、コンプレッサーで装置内を減圧(空気を抜く:ラッパ飲みのコーラのことですね)します。
④設定した減圧(真空)レベルに到達したら、5分間キープします(ラッパ飲みでいう、ここで舌が吸い込まれます)。
⑤真空から大気圧(通常の地上)気圧に戻します。(ここで完全にワックスが奥まで浸透定着します。)
⑥以上の工程を二回繰り返します。

以上でアリエナイ量のワックスが浸透します。

しかし!!Vサーモワクシングはベース(滑走面)としては未完成です。
なぜなら、Vサーモ専用ワックスは浸透しやすい・ボードに熱ダメージを与えないようにワックスの溶ける温度を低く設定しています。
その為とても軟らかい性質です。
そのまま滑走すると、塵の付着・雪の結晶が刺さる・ワックス消耗が早い等、滑走には適しません。
滑走面の性能はワックスで変化します。
Vサーモワクシング終了後はワックスを剥がし、堅めのベースワックスを塗り消耗しにくい滑走面を作ります。
そして、高フッ素滑走ワックスを塗ることで完璧な滑走面が出来上がるのです。
Vサーモワクシングのテストデータを公開!!

Vサーモワクシング Before-After

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カサカサ(>_<)でワックスがゼロ・・・これでは雪がベッタベタに張り付きます。
Vサーモマシンに専用WAXを塗ったボードをセットします。

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加熱中(60度くらい)
減圧(400mmbr)
大気圧(760mmbr)
減圧~大気圧
この気圧差の繰り返しで滑走面素材にWAXを浸透させます。

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ハイオクチューン(レギュラーチューン+Vサーモワクシング)でワックス満タンヽ(^o^)丿
終了。写真でも伝わる光沢感!

滑走面について

滑走面とは電子顕微鏡レベルではスポンジのように穴だらけです。
その穴のサイズ約5ミクロンの隙間にもちろん空気が存在するわけです。 装置内を真空にすることでその隙間の空気が吸い出されます。
その後装置内が大気圧に戻るときに隙間にワックスが浸透されるわけです。
だれもその目で見たことでは無いので、眉唾もんですが、 見た目ワックスが全くかかっていないソールに、ドライヤーの熱風を当ててみると・・・
あれれ!?ワックスがジワジワ染み出てきた!、、、コレをみたときに信じました。
ぜひ、一度お試しください。

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